中医「漢方薬はおすすめしない」

本日は、個人の体験・感想・意見です。

 お世話になっている鍼灸先生は中医学を修めた方なのですが、意外なことに「あなた漢方薬はやらなくていい、今はやらないほうがいい」とおっしゃる。

 「昔は良かった。わたしも使ってた。でも今の漢方薬は原料が駄目になったの。土、水、肥料、農薬、全部良くないの。だから使うのはおすすめしないの」

 なんとも興味深いことです。今、できるだけ有機野菜や自然農法の野菜を選ぶようにしています。そして標準治療に併せ、免疫向上のために漢方薬の使用を検討していた矢先でした。

汚染されている漢方薬とは、盲点でした。漢方薬を煎じると、汚染物も濃縮するのだろうか。薬効があった場合、汚染物の影響も引き出されてしまうのだろうか。

さらに、中医学の専門家からこれまた意外なリコメンドがありました。

「免疫療法やるといい。海外で成績いい。いまどんどん進んでいる。わたしの患者にも、余命3ヶ月の骨がんで免疫療法で助かった人がいる。勉強しなさい。相談に行きなさい。」

うん。わたしも勉強してた。考えてた。先日の患者会では、免疫療法をやった方が「やる価値はある」「副作用はない」と、5年生存を大きく超えたご自身を証拠として語ってくださった。保険対象ではないこと、高額なこと、あやしい広告が目にくつことで躊躇していましたが、背中押された感じ。

「とにかく一日も早くね」

のんびりしている場合ではないな。