すべての瞬間を大切にするわ

と、ルイーズは言った。(映画「メッセージ」の一場面から)

再発から半年目のCT検査

再発から半年、アブラキサン+ジェムザール抗がん剤治療6クール終わり。節目の画像検査で、大きく小さくなっていました。どっちやねん、とハシャギ気味に書いてしまう。そう、大幅に縮小していました。モニタをカーソルでなぞるものさしで、30ミリ→今回9.5…

がんが消えた人

昨日は3月11日、アブラキサン+ジェムザール、早くも6クール目が始まりました。 血液検査では、好中球Lからのスタートとなりいまいちな数値にしょんぼり。肝機能も相変わらずALT、AST高数値で脂肪肝進行。 新型コロナウィルスの影響なのか病院全体は比較的空…

病気になってよかったこと

告知から2年、ブログ開始から2年を超えました。 なんだかあっという間だったような気がします。 YouTubeで岡田斗司夫さんの過去のゼミ動画を見ていたら、今のマンガ家の多くは仕事のしすぎ、過労の蓄積で、だいたい60歳くらいで死んじゃうだろうねというお話…

2年

2020年2月22日でまるっと2年。 2年前 のこの日、穿孔で組織検査した結果「膵臓がんで確定ですにゃ」 と言われました。2月22日は猫の日なので記憶しやすいにゃ。 しばらくブログをサボっていたら、何人かの方からご心配のお声を頂戴しました。 お気にかけてく…

笑いヨガ、イージーヘブン

再発を告知されてから、笑いヨガに参加し始めました。去年、朝のラジオ体操の公園で知り合ったMさんが「いらっしゃいな」と誘ってくださっていたのですが、なかなかその気になれず見送ってきた近所の区民センターでの週1回の集い。笑いヨガは、サイモントン…

がんゲノム検査(自費代表選手)

再発のお知らせから1ヶ月半。淡々と、じゃなくてアワアワと日々が過ぎていきます。抗がん剤は2回やって、白血球が下がりすぎで中断、そしてまた再開。週1回の通院に加え、先端医療の合わせ技で攻めちゃうぞ系のセカンドオピニオンに行ったり、大枚はたいて自…

できることはまだまだあると思う

できることはまだまだあるので、焦らず粛々と参ろうと思う次第です。 周囲の方々、こころ優しき皆さまに、 ご心配おかけしています。ありがとうございます。 なんとか力になろうとしてくれる 助けようとしてくれている人たちの気持ちが わかるようになりまし…

初打ち

23日、水曜に入院し病室でアブラキサン+ジェムザールの初打ち。おとなしく微動だにせず受けているのに、頻繁にエラー。エラー解除の1秒後にエラー。その都度ナースコール。エラー音とコール音の連続に発狂しそうになる。同室の患者さんたちにも、たいへん申…

術後1年半、再発

今日も元気。歩いてる。ちゃんと歩けている。そう思っていたけれど再発しました。すい臓がん手術後の1年半は激アツ再発ゾーンだそうですが、まさにど真ん中のヒットです。先週CTの結果、左腎臓の静脈を包むような影、育ち盛りといった風情で。わたしが元気だ…

(3倍危ない?)玄米食とヒ素

手術後1年半。今まで、それなりに食事療法をがんばってきました。菜食原理主義みたいなシビアなやつは性格的に無理なのでゆるめに、それなりに健康的な献立を意識してきました。 ・主食は玄米、ハト麦入り。低農薬の自作米 ・おかずは薄味、野菜たっぷり和食…

種子島でロケット打ち上げ

8万発と1発 秋分の日の月曜日。その昔デスクを並べた懐かしい同僚たちと集いランチをしました。みんな元気にそれぞれ働いていて何よりです。元同僚の一人が言う「こんど釜山に、花火大会を見に行くの。なんと8万発も上がるのよ!」。8万発かー、それは凄い…

地上最強のすい臓がんサバイバー

友人のK子さんが週刊誌(週刊新潮8月29日号)の切り抜きを「元気出るよー!」と送ってきてくれました。たまたま道ばたで拾ったらしい。拾うなよ。笑。いや拾って大正解。涙。「世界最長寿 田中カ子さんのめでたい116歳ライフ」という記事です。 田中カ子(か…

ようこさんのこと

患者仲間で、いい友だちだった、ようこさんのことを書いて記憶しておきたいです。 ようこさんは膵臓がん患者の集いで出会いました。かわいくて明るくて30代に見えました。ステージ4b、3人の子のママで横浜住まいで、ちょっとトッポイところがあって、港の…

16ヶ月目、TS-1卒業

手術後16ヶ月目。先週は3ヶ月毎のCT検査。結果、画像上の再発・転移は見られないとのこと。ひと安心。 しかし術後、下痢はずーっと現在も継続中。ときどき水便と激しい腹痛も。加えて先月中旬に突如、唇がタラコになってしまった。口腔内にも腫れがあり、の…

納棺スクールを見学した件

水曜日、梅雨の晴れ間のプチ遠足にまいりました。春から受講していた死を通じて生を学ぶという社会人講座の、教授と受講生の皆さんとご一緒に。行き先は、納棺師スクール。おくりびとの学校です。 親切丁寧にカリキュラムの一端を見せてくださり、また法律か…

歌うスズキさん

去年のこと。古くからの友人であり、浄土真宗の僧侶のスズキさん(女性)に病気の相談をして以来、スズキさんはいつも気にかけてくれるようになりました。 上京されるたび毎度ファミレスで雑談の相手をしてくれるのですが、とりとめのない会話の中に、不意に…

デス・エデュケーション

ずっと病と死を意識するほかない毎日を過ごしてきて、 不安、孤独、絶望の果てに 荒涼殺伐としたこころを持てあまして ウロウロのろのろしていました。 本を読みネットを漁りセミナーに参加し さらに、宗教だスピリチュアルだとなんでもあり。 高速道路や国…

G線上のアリア

G(がん)を生み出す原因に、3G「頑張りすぎ・我慢しすぎ・頑固」というのがあるらしい。わたしたち患者はピーンと細く張り切って、弓をあてればギギーッとメロディを奏でるG線上に立っているんだと思う。(我ながらうまい表現を考えついたよ、美しいなぁ)…

お箸は、生と死の境界線

先週、ある講座を受講しました。その中に出てきた話題のひとつをわたしなりに考察してみました。お箸に見る、日本人の死生観について考えたことメモ。 ●日本ではお箸は横置き。中国は縦置き。 (中国は洗濯ものも縦に干す。矛のように。向こう側を刺す文化)…

ポエム

儚きものや滅びゆくものに想いを寄せて ある種の恍惚感とともに愛でるのは 美しいなあ日本人の美意識だなぁと思います。 やさしくも甘やかに、そちらのほうへと心をひきつけられていき、 そして気づかぬうちに意識の底へガツンと黒い杭を打たれてしまう。 後…

幸せの総量を上げる(1年目の心境)

去年の2月22日、検査の結果「やっぱりすい臓癌ですね手術しましょう」と告知されました。それから1年がたちました。手術をして、抗がん剤をして、仕事をやめて、オロオロしながらジタバタしながら、恐怖と孤独のあまり脳みそをぼんやりさせながら、気がつい…

新しい年

明けて2019年、元気なわたしでございます。 年末から漢方薬やマイクロ波なども始めました。 「これはどう考えても100%ナシやろ?」「かえって心身に悪そうじゃ!」 ということ以外、とりあえずはなんでもやっちゃう系で 今年もあれこれ楽しくトライしてみま…

患者3人、漫才トリオ

メリークリスマス。 昨日は、「すい臓がん患者と家族の集い」に参加させていただきました。自分の病状とさまざまな治療法に向き合う方々の生の声は、本やネットで読むものとは違い、体温とリアリティに満ちていて、いつもさまざまな可能性の光を感じることが…

CT結果、手術から9ヶ月

11月末、術後2回目となるCT検査をおこない、震えるぞチキンハート、いのち尽きるまでヒート、刻むぜ寿命のビート、、、な感じの1週間を過ごし、12月7日に結果をうかがいに外来診療。 血液検査は毎月おこなっていましたが、わたしはルイス陰性という血液タイ…

アルカイックスマイル

月曜日、渋谷に行きました。いままで自分にとっては遠い価値観・世界観だと思っていたスピリチュアルの世界。でも今は違います。このたびは縁あって、渋谷でとある能力者の方の個人セッションを受けました。内容はこころに秘めておきます。今日はそのお話で…

腹壁瘢痕ヘルニア「必ず」

かねてより心配のネタ(←ネタ?)だったへそヘルニアは、「腹壁瘢痕ヘルニア」というもので、手術後によくある後遺症であると診断されました。 以下、ネットで拾った説明文。聖路加病院のサイトから。 ーーーーーー ヘルニアとは臓器などが本来あるべき位置…

iphone Xs

前回のブログからすいぶん時間がたってしまいました。もちろん生きているし元気ですし。この間、いろんなことがありました。ぜひ書き残しておきたいこともいっぱいです。おいおい、まとめていきたいです。どこかの誰かのお役に立つ記事になるかどうかはわか…

手のひらから音が生まれる

昨日の朝タイから帰国して、夜は市ヶ谷の旧日仏学院へ,テレシン(テルミンとシンセサイザーが合体したような不思議な楽器)のコンサートに行きました。タフだなーわたし。 テレシンの奏者は古い友だち。作曲家でテルミン奏者でその昔はパチンコ攻略仲間だっ…

お墓のない国、タイ王国

いろいろあって現在、タイの古都チェンマイに来ています。数時間後にはもうバンコク経由の羽田便の中。 今回はチェンマイから車で3時間ほど山に入った棚田に行き、田んぼの農家民宿に泊まるというのがメインの旅。いつもお世話になっている千葉・鴨川の田ん…

秋蝶

不思議なことに今朝、いつものラジオ体操の公園で、蝶がひらひらとやって来て、わたしのかたわらを離れずにずっといる。秋風にふわりと遊んでいる秋の蝶。まだ羽化したてのようで、とてもきれい。すぐに、「あっ、Dさんだ」とわかりました。今まで、迷信めい…