すべての瞬間を大切にするわ

と、ルイーズは言った。(映画「メッセージ」の一場面から)

終活じゃないよ始活だよ

朝、散歩に出ると足の上がり方で体調の善し悪しがわかるようになりました。月曜は全然足が上がらない。あれれ?ってくらい重たくて、フォームもヨレヨレ。ラジオ体操(略してラジ体)にもキレがなく、途中で休んでしまう。まずいなーコレ。で、無理せず家に帰る。人から体調を聞かれたら、「ぼちぼちでんな」と答えてしまう。

月曜日はのろのろ歩き。火曜は少し足が上がる。水曜、木曜、ちょっと元気でてきた。

ちゅらちゅらちゅらちゅららー♪

友だちよこれがわたしの〜1週間の仕事ですー♪

そういう歌がありました。ロシアの歌だっけ。

 

わたしは仕事もせずに、何やってんのか。というわけで、少し元気もでてきたことだし家の片付けを。断捨離はここ何年もやらなくてはと思っていたけど、今、それに着手するとなんだか終活みたいでいやーん。縁起悪くていやーん。で、気が乗りませんでした。しかしそうも言ってはおられない。

片付けを始めてみると、ちっぽけでしょうもない屑みたいなもの、どうでもいいものが山のようだ。いや、ゴミのようだ。じゃなくてゴミだ。だけどいままで捨てられませんでした。

しょうもなくてどうでもいいものに、なぜこんなに感情移入していたのかというと、これらを捨てると、自分を捨てるかのように思えたから。ひとつひとつにしょうもない執着。自己評価の低さは、高すぎる自尊心の裏返し。屑に依存し屑を愛し屑に安寧を見いだし、屑だって幸せと自分に言い聞かせる。全部わかってるぜ。だからこそ捨てられない。・・・・ってのを、もう十分に煮染めたので(多分)、そろそろ断ち切るときがきた。

これは終活ではなく、新しく生きるための始活。って言いかえたら、なんかかっこええ。きっとまた元気が出ると思う。

ヨガを教えてくれないヨガ先生は、最初にお会いしたときに「生まれ変わりたいなら、まずいま住んでいる部屋をがらっと変えることだ」とおっしゃった。正しいと思います。