花粉症と膵臓がん
スギ花粉症になって40年近いと思います。最初は、高校生のときでした。あの頃は「花粉症」って言葉もありませんでした。2月からゴールデンウィーク頃まで毎年酷くて、鼻だけでなく目も耳の穴も全てが痒くて辛かった。この人生、学校でも職場でもご飯食べててもデートしてても、いつでもどこでもくしゃみ鼻水が止まらない。毎年毎年。春なんて嫌いでした。
それが不思議なことに今年は全く、くしゃみも鼻水も出ない。入院期間に重なったので病室がクリーンなせいなのかなと思ったけど、リハビリで外庭に出ても、いま退院して近所をうろついていても、まったく鼻が反応しません。毎年桜が咲く今頃が一番きつかったのに、完全に治ってる。なにこれ。これなに。
その話を昨日ヨガの先生に話したら、初耳だと。
「でもね仮説だけど。あるかもしれない。アレルギー反応は自分の免疫が自分を攻撃するもの。がんになって免疫が落ちたため、アレルギーを発症しなくなったって考えられるかも」
うーん・・・・。ところが検索したらホントにあるみたい。特に膵臓がんにおいて。
花粉症の人はもう免疫が大暴れ。そのおかげでがんを抑えてくれている、というお話ですよ。残念。がっかり。わたし花粉症のほうがよかったな。
でも、もしかしてこの先、また花粉症になっちゃったら、がんが押さえ込まれたって事じゃないのかな？あぁ〜超なりたいなぁ花粉症。くしゃみ100連発で爆笑され、鼻水をぽたぽた垂らし、鼻をかみすぎて赤く剥けちゃう日々。
花粉症か、何もかもが懐かしい・・・
