すべての瞬間を大切にするわ

と、ルイーズは言った。(映画「メッセージ」の一場面から)

へそヘルニア

最近おへそのあたりが凸っております。腸がぽこっと出てるのです。サイズはたこやきくらい。銀だこの。ちょっと大きめの。焼くとき失敗した形が変なたこやき。 

今は亡きすい臓がんの先輩が、「手術後にお腹から腸が出てくるかも。気をつけて、ベルトで押さえて」とアドバイスをくださっていました。あー、これかぁ。これがそうなのかぁ。

 

リンパ先生が、わたしのお腹をマッサージしながら「おへそのまわりには穴があいてるのよー。お腹を押すと、中身がぽこっと出るのよ。ほらー、ね?」と実演してくれた。お腹を指で深く探ると確かに、そこには腹筋がなくて、皮膚の奥にぽっかり穴が空いているのがわかりました。直径6センチくらいの深い穴、地底王国アガルタに通じていそうな不思議な穴。そこから腸がうにょーんとはみ出てくる。いやーん、かっこわるー。調べたらへそヘルニアというらしい。これが固定したものがデベソらしい。

ここは腹筋がないエリアなので、筋トレして筋肉で閉じ込めるわけにもいかない。それどころかトレーニングなんかやるとお腹に力が入ってますます出張ってきそう。

上から押さえておこうにも腹巻きでは力不足だし。この世には、ぬくもりとやさしさだけでは押さえられないものがあるねぇ。しみじみ。Amazonで売っているへそヘルニア専用の腹ベルト、結構な高額商品で0.5秒でくじける。

そこで考えてみました。何か大きめで、厚みがあって、柔軟性もあるプレートのようなものを、常にお腹にあてておくとよいのではないか?腹巻きでサンドイッチして、、、と考えるうちに少年マガジンを挟むというのはどうだろう?と思いつく。おっ、なかなかいいね。ナイスだね。へそヘルニアがフラットに整うばかりか、流れ弾からお腹をガードすることができる。これで、やくざの事務所にカチコミにだって行けますね。少年ジャンプよりもマガジンが気分だ。今ならチャンピオンでもいいかもね。バキ道も始まったしね。そうだ!和装で帯をつけるときシワにならないように挟む板、あれを装着するのもいいかもね。あの帯の板はなんて名前だっけ。あぅ。などといろいろ考えて遊んでみたけど、結局は考え落ち。

それで今朝、ドンキホーテのフィットネス売り場でウェストシェイプ用の加圧ウェアを買ってきました。暖かい。ウエストもくびれる。腰痛にもよさげ。これでしばらく様子を見ますよ。