「すべての瞬間を大切にするわ」

と、ルイーズは言った。(映画「メッセージ」の一場面から)

CT結果、手術から9ヶ月

11月末、術後2回目となるCT検査をおこない、震えるぞチキンハート、いのち尽きるまでヒート、刻むぜ寿命のビート、、、な感じの1週間を過ごし、12月7日に結果をうかがいに外来診療。

血液検査は毎月おこなっていましたが、わたしはルイス陰性という血液タイプらしく、腫瘍マーカーがまったく反応しませんので、がんのご様子伺いは年4回のCTに頼るしかない。結果、再発・転移の兆候はないとのことで、全身脱力、まずは佳し。これで佳し。

ただここ2ヶ月ほど、血液検査での肝臓の数値がかなり悪く、ALTとASTは今回高値を更新。脂肪肝か肝硬変かという数字。同じく前回高値だったALPとLDHは正常圏内に復帰しましたので佳しとする。

主治医の解説。過去の数値を見ていると「抗がん剤の影響ではなさそうに思う。栄養状態かも。何かが足りないか、何かが過剰なのかわからない。要はバランス」。心当たりはある。10月頃からフルーツを結構な頻度で食べるようになりました。発病以前から甘いものを食べる習慣はなかったのに、10月頃からリンゴやみかん、バナナ、ベリーなど「がんにいいらしいぜ!」を口実に、でも実際はお酒やたばこのない人生の穴埋めに、そして甘い果実がくれるひとときの安らぎと癒しに、文字通り甘えてしまっていたのです。今後ちょっと果物を控えて、様子を見ようと思います。元気になってまた会おうねぇ、フルーツたち。

 

今は自分も心配だけど、長年つれそってきた愛する猫さんのことが心配です。水もごはんも拒絶し、ニャーとも言わず、少し動くたびに息を荒げ、ただうずくまったまま1週間以上になります。もう首を上げるのもしんどそうで、あごを床に置いたままぼんやり中空を見ています。もともと野良出身のせいか常に食い意地がはっていたのに、大好物も食べなくなってしまった。時折、口元に運んだペースト状のえさを少し舐めてくれる。時折、シリンジで口の中に水を10cc入れる。お気に入りの場所で安心して、苦しむことなく、穏やかに過ごして欲しい。いまはそれだけ。いまも顔はめちゃかわいい。