すべての瞬間を大切にするわ

と、ルイーズは言った。(映画「メッセージ」の一場面から)

「書く」こととがんの治癒

患者さんがその日の出来事や自分の気持ちを文章化して書き続けた結果、腎臓がんの症状が改善した(延命した)というレポートがある。と、早期緩和の先生がおっしゃっていました。記憶頼みのうろ覚えだし、腎臓がんだったかは聞き間違えかもしれず自信がありませんが、確かに、がん患者さんが書くことで改善するというのはある、と思った。誰かに読ませる読ませないは関係なく、秘密の日記帳でもブログでもいいそう。

一日一日をまとめ、文章化することで一度こころとカラダの外側に置き、客観視する、また俯瞰するのが、日々オタオタと震えながら彷徨い続ける精神を整理することになり、歩むべき道筋のブレを正し、それがこころの平穏や、ひいては覚悟につながるのではないかと思いました(※個人の感想です)だからやらないよりもやったほうがいいよね。なにはなくとも1日は始まり終わる。そしてまた始まるんだから。

ネットでたくさんの方々の闘病ブログを見るにつけ、ブログを書いている患者さんはみんな長く生き伸びていらっしゃる傾向があるように思っていました。それってわたしの生きて欲しいという願望や、応援したい気持ちのバイアスがかかって、そう見えるのかもしれないけど。だけど、何かを伝えよう残そう記録しておこうという気持ちは、イコール弱々しくたって奮い立とう歩いていこうとする気持ちなのだと思います。勇気をもらってる。

 

書くことを続けようと思いました。